10/18/2014

№ 2 成長する市場と、失われた20年

 日本は、バブル崩壊の1991年から、20数年経ちますが、経済の規模を表す、GDP(国内総生産)の規模は、変わっていません。これが、「失われた20年」といわれる理由です。その間、日本を除くほとんどの国は、大なり小なり成長を続けています。

 長らく、日本は、米国に次いで、2番目の経済規模を誇っていましたが、近年、中国に抜かれ、第三位に転落。2050年頃には、インド、インドネシア、ブラジル、メキシコにも抜かれる見込みです。

 その大きな要因は、少子高齢化に伴う、生産人口の激減です。稼ぐ人が減れば、お金を使う人が減る。縮小する市場に投資する企業も減る。日本企業は、東南アジアなど、成長する市場にターゲットを絞りつつあります。

 日本で生活していると、変化に気付きにくいのですが、海外に旅行すると、同じ金額で買えるモノが減っていませんか?成長する市場では、賃金があがり、物価も上がっているからです。

 何もしなければ、1,400兆円を超える金融資産は、目減りする一方です。今の20代は、貯金が趣味という人が多いようです。その一部でも成長する市場に投資してみては、いかがでしょうか。成長市場の動向に、着目することで、視野が、広がり、あなたのキャパシティも広がります。

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