海外でのスモールビジネス/起業、運営、支援に関わる個人、企業向けのブログです。 For those who are concerned to startup, operation and support of International small business. English version coming soon. 成長するマーケットと関わる上でのヒントや、必要情報を提供します。 筆者が、ビジネスで関わってきた韓国、台湾、香港、シンガポール、タイ、中国、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどアジアをはじめ、世界各国での知見を共有します。
3/26/2015
№44 2055年までどうしのぎますか
3/21/2015
№43 確実に伸びる消費財産業
日本では、2008年から継続して人口が減少しています。経済規模の指標となるGDP(国内総生産)は、大まかに消費、投資、貿易黒字(または赤字)を合計したものです。日本では、GDPの約7割が消費ですから、人口の減少は経済規模の縮小を意味します。
逆に高度成長時代の日本では、敗戦時の1945年に7,200万人だった人口が、ベビーブームで1955年には一気に9,000万人まで増えました。この年の日本人の平均年齢は28歳ですから、消費意欲も旺盛です。自動車、家電製品などの耐久消費財がどんどん売れました。
この時期、安定的かつ確実に売れる、食品、日用雑貨品業界に外資系企業が日本に参入し、大成功をおさめています。コカコーラ、P&G、ネスレ、ユニリーバなどです。不況にも強いため、投資が長期的にリターンに結び付いているのです。
さて、これから2050年に向かって人口が激増するのは、実は中国ではありません。現在に比べてインド、ブラジル、メキシコが1.5倍、インドネシア、フィリピンが1.7倍に増えます。こうした国では、消費財の流通に関われれば、勝ち組といえるでしょう。
3/18/2015
№42 投資とギャンブルの違い
3/13/2015
№41 移民が日本を救う
3/07/2015
№40 海外ビジネスをやる理由
2/10/2015
№39 日本と日本人へのあこがれ
初めて海外からの投稿です。昨日から成長著しいフィリピンのマニラに滞在中です。今は乾期で、大寒の日本を離れて最高です。早速昨夜は、現地在住の方々と情報交換をさせて頂きました。人生の半分以上をフィリピンで過ごしているという、強者もいらっしゃり大変刺激を受けています。
日本からのビジネス目的の渡航者や滞在者が増えており、彼ら向けのビジネスが盛んになっているようです。金鉱ブームのアメリカで、採掘者向けにスコップや日用雑貨品を売って大成功したケースを思い出しました。現地在住の方は、以外と慎重な見方をしており、経済成長が一辺倒ではないことに、かなり注意しているようです。
私たちは、月に一度もしくは二カ月に一度訪問する程度ですから、感覚が違うのは仕方ありません。平均年齢46歳の日本から来ると、23歳のフィリピンは、明るく希望に溢れて見えます。ショッピングモールは、平日から若者で賑わっています。国中が、渋谷のセンター街のようなものです。
高度成長を経験した日本人は、彼らにとってみれば未来からきた成功者です。ですから、日本人とビジネスをするのは、フィリピン人にとって、ある意味あこがれでもあります。日本人が、高度成長期にアメリカにあこがれたのと、似通った現象かも知れません。