1/05/2015

№32 90%の多数派より行動する10%の少数派

   今日は、正月早々、15歳の娘に対して、これからの日本と、グローバルレベルの変化について学校では教えてもらえない、重い話をしてしまいました。30分位でしたが、最後は脳の処理能力を超えて困惑していたかも知れません。

   今の日本は、これからどうするかという内向きの議論に終始しています。海外から見た日本、日本の外で起きていることという視点に欠けるのです。例えば、フィリピン発のニュースは、殺人、誘拐、強盗、インド発は、名誉殺人、レイプと、マスメディアが片寄った情報を提供しています。

   世の中は、90%のサイレントマジョリティー、すなわち、物言わぬ多数派により成り立っているといわれます。予定調和的な情報は、安心感があるので、受けるのです。現在の日本は必要以上に空気を読んでコミュニケーションする社会なので、予定調和を崩す情報は、マスメディアが流しにくくなっています。

   今後5年間のオリンピックまでの準備期間は、その後に訪れる不況に耐えるための体力増強の時期です。海外投資家は、2020年までに、いかに日本国内資産および円建て資産を売り抜けるか画策しています。そして彼らから目減りする不良資産を売り付けられるのが、物言わぬ90%のサイレントマジョリティーです。

   経済は、ある意味、多数の人間の心理行動に基づくので、私のような意見を持つ人間が多数派だと、更に経済が悪くなりかねないので、現状を否定はしません。しかしこのブログの賢明な読者の皆さんには、行動する10%の少数派として、今後の変化を乗りきって頂きたいです。(公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ウェブサイト)

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