11/19/2014

№ 18 2050年の世界

   「2050年の世界」という本があります。
36年後、世界がどのようになっているか、という大胆な予測に関する本です。かなり先の話なので、次世代に興味のない方には、大きなお世話かも知れません。

   将来予測は、多くの場合、悲観的なものが多く、外れることも多いです。例えば、私が小学生だった頃、石油は30年以内に枯渇するといわれていましたが、30年以上経た現在も、枯渇していません。食糧不足も、同様です。

   「2050年の世界」は、英国のエコノミスト(Economist)という雑誌の編集部がまとめた本です。エコノミストは、日本の高度成長が始まって間もない1962年に、Consider Japan(邦訳タイトルは「驚くべき日本」)という特集で日本の経済大国化を予測し、的中させたメディアです。

    エコノミストは、人口規模、人口増減、年齢別人口構成に早くから着目したため、確度の高い予測ができたのです。日本は残念ながら、この本の主役ではありませんが、次世代に何を残せるか、参考になるはずです。
  

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