11/11/2014

№12 日本カルチャー、日本人の強み

   失った20年といわれ、元気のない日本経済ですが、発展途上国では、日本の評価は高いのです。戦後焼け野原から一時は世界ナンバー2まで、上り詰めた経済は、成功モデルとなっています。

   例えば、サービスレベルの高さ、勤勉さ、正確さ、品質レベルの高さは、世界中からリスペクトされています。その背景にある日本文化への関心も高まっています。歌舞伎などの伝統芸能だけでなく、アニメなどのオタク文化もです。  

   こうした要素が相まって、日本国は、政治が二流であるものの、一流の日本人に関わりたい外国人は、多いのです。海外スモールビジネスも、日本人が戦略を考え、オペレーションを現地人に早期に移行するのであれば、現地側のパートナーは、容易に見つかるはずです。

   ただし、その場合、あくまでも現地文化をリスペクトした上で、ノウハウを伝授するというスタンスが必要です。政冷経熱といって、日韓の政府同士は、関係が最悪でも、韓国で開業して、立派にビジネスを伸ばしている仲間たちは、現地スタッフと良好な関係を築いています。

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