12/01/2014

№21 それでも円にこだわりますか?

   日本円が変動相場制になってから、6回目の円安を迎えています。過去と異なるのは、構造的な要因で円安になっていることです。外国投資家は、円売り押しです。安倍晋三首相がこのままなら、この傾向はしばらく続くでしょう。

  愛国者云々はさておき、円ベースで現金資産を保有している方は、実質マイナス金利です。極端な話、このままでは、韓国、中国、台湾、グアムなどの近場にしか、海外旅行に行けなくなります。

   筆者は、今世紀中は、アジア押しですので、アジア通貨ベースでの収入源を得られるよう、画策しています。ドルは、換金性の必要から、価値が目減りしても、基軸通貨であり続けます。しかし、遊び金のある方は、アジア通貨です。

   筆者の外資系コンサルティング会社時代の仲間たちでも、シンガポールやベトナム、上海に拠点を移しているケースは、多々あります。もちろん節税目的もあるでしょうが、主眼はアジア通貨での収入源です。

   リスクは高いですが、今世紀半ばには、インドネシア、フィリピンは、現在の10倍規模に経済成長が見込まれます。騙されたと思って、現地に銀行口座を開くのもありです。続きは次回以降お伝えします。

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