「金持ち父さん 貧乏父さん」は、日系4世のロバート・キヨサキというアメリカ人の著書で、2000年に世界中でベストセラーになりました。
当時、筆者はコンサルティング会社に勤めるサラリーマンでした。収入を増やしたければ、転職してより良い待遇で雇われるという時代でした。ですから、今一つ、本の内容がピンときませんでした。
この本では、収入の質について書かれていました。世の中には、労働収入と権利収入があり、いわゆるお金持ちは、権利収入を得ているというのです。株をやらなくちゃいけないかと、暗い気持ちになりました。
何しろ株や、為替は、基本的に上がるか下がるかに賭ける、バクチてすから、一度始めると常に心配し続けなければなりません。ただ、売買で稼ぐのではなく、配当収入が権利収入だと気付くことはできました。
ただ、投資する資金がなければ、資金をつくるために、事業を起こしましょうというのが、キヨサキ氏のメッセージです。必ずしも会社を設立する必要はありません。本業をやりながら、個人事業主でもよいから自分のビジネスをスタートするキッカケを得られた本です。
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